介護の大切なポイントその4

相手を変えようと思わず感謝されようと思わないことが大切です。

世代によって考え方に違いがあることは、いたしかたないことです。

普段のほんの少しの生活習慣の食い違いもしかたのないことです。

年をとると、からだもかたくなりますが、心もかたくなります。

日常生活上、たいして差のないことなら、お年寄りのやり方をそのまま認めてあげましょう。

変えようとするほど依枯地になることはお年寄りにはよくあることです。

介護の大切なポイントその3

どんなにゆったりペースでもできることは自分でしてもらうことが、何よりお年寄りのためなのです。

手伝いたいときも、ひと呼吸ぐっとこらえて見守ってあげましょう。

時にはスキンシップも必要です。

とくに配偶者を亡くしたお年寄りは、若い人たちが推測する以上に孤独感を持っています。

歩くときに後ろから腰を支えてあげたり、夜寝る前にぞっと肩に手を触れるだけでも、お年寄りは身体の温かさとともに心の温かさを感じるものです。

介護の大切なポイントその2

お年寄りのべースに合わせスキンシップも必要衣服の着替えや食事など、お年寄りのゆっくりしたべースは、時に若い人たちのイライラを誘います。

「早くしなきゃ」とせきたてたり、すぐ手を貸したりするのは、お年寄りの自尊心を傷つけるだけでなく、自分でしようとする意欲を失わせます。

「寝たきり」を防ぐには、できるだけ自分でできることは自分でしてもらうことです。

動かさないでいると、からだはやがて固まります。

お年寄りがかわいそうだから、あるいは見ていられないからといって、すぐ手助けしてしまうのは、お年寄りの能力を失わせるだけです。

介護の大切なポイントその1

大切な存在である、と示し自尊心を傷つけないどんな小さなことでも、家族のなかで自分が役に立っているという思いはお年寄りの生きがいにつながり、何かしようという意欲もわいてきます。

さらに、家族からのさりげない感謝の言葉があれば、お年寄りは大切にされているのだと思い、自然にお互いのなかに信頼関係が芽生えていきます。

年をとると、食べ物をこぼしたり、物忘れをしたり、若い人から見れば気になること、目につくことが少なからずありますが、「だめねえ」「きたない」といった、自尊心を傷つける言葉だけは使わないことにしましょう。

こうした心配りは子どもに対するのと同様なのですが、自分の歴史を刻んだお年寄りはもっと微妙なニュアンスをかぎ分けられるわけですから、いつでも心の底に尊敬の念をもって接することが望ましいのです。

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